ブロッコリー苗の受け渡し

JAながさき西海平戸地区ブロッコリー部会(山野寛一部会長)は、8月12日、同JA平戸集荷センターでブロッコリー苗の受け渡しを開始しました。

当日は80トレイの苗を生産者へ引き渡し、品種は「サマードーム」と「おはよう」を中心に、10日ごとに来年3月上旬まで計約1320トレイの苗を配布する予定です。

「サマードーム」は耐暑性が非常に高く、夏でも生育が良好で湿害にも強い品種です。一方、「おはよう」は花蕾の形が安定しており、管理しやすい特徴があります。どちらも中早生(ちゅうわせ)品種で、播種(種まき)から約95〜105日で収穫が可能です。栽培が容易なため、生産者の間で高い人気を誇る品種です。

令和7年産は、生産者10名が394アールを作付けし、11月上旬から翌年6月にかけて全農大阪センターや神戸青果へ約12トンの出荷を計画しています。

JA担当者は、「定植後は管理が品質・収量に直結しますので、水管理や病害虫防除を徹底し、日々の管理に力をいれていきたい」と話しました。