いちご部会通常総会を開催🍓

JAながさき西海いちご部会(松永康則部会長)は10月2日、同JA本店で第23回通常総会を開催。部会員、関係機関、JA役員ら約40人が参加した。今年度は、収量増加に向けた基本管理を徹底し部会員一丸となって目標単収5tを目指す。

令和6年度産は、同部会の産地振興計画に基づき、生産面では環境制御による技術向上に取り組み厳寒気の管理を中心に検討会等を開催し技術の統一に努める。販売面では所得向上と再生価格の確保のため、一元販売による積極的な販売提案を市場に行い消費ニーズに即した出荷対応を行うとともに安全安心な品質提供に取り組むことを確認した。

昨年度産は全体的になだらかな出荷となったが、クリスマスやバレンタインなどのイベント需要期に曇天寡日照となり、需要に対応できる出荷ができなかった。販売数量は419トン、販売金額は5億9768万円(前年比91%)となった。

また、優秀部会員の表彰も行われ、高収量の部に松永康則さん(30a以上)、橋本蜜昭さん(20~30a未満)、松田良太さん(10~20a未満)が選ばれた。

 総会後は鳥取県農林水産部農業振興局経営支援課より前田香那子さんを招き、「新規就農者確保に向けた取組み」について研修を行った。前田氏は自身の経験を元に新規就農者の確保や育成に向けた取組み等を話した。営農振興課の丸田匠営農指導員は、「新規就農者の研修期間としてJAながさき西海トレーニングファームを開校しているが、担い手確保対策として取り入れるべき対策や課題に対する解決策など勉強になった。引き続き、新規就農者の確保、担い手の育成に努めていきたい」と話した。

優秀部会員に選ばれた3名

 

研修会の様子

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