令和2年度みそ加工始まる

 JAながさき西海女性部させぼ地区針尾支部は、8月20日同JA味噌加工施設にて令和2年度のみそ仕込みを行いました。みそ仕込みは支部活動の定番行事で毎年秋に行われています。今年度は、支部活動が新型コロナウイルスの影響により中止になっていく中、みそ造りは必ず行いたいと部員からの要望があり充分な感染防止対策を行い例年より1ヶ月程早い仕込みとなりました。
みそ造りはさせぼ地区女性部12支部の内7支部がそれぞれの日程で仕込みを行い、米味噌・麦味噌・合わせ味噌を部員の好みで作り分けます。加工施設の圧力釜にて大豆を焚き上げ、麹、大豆、塩を混ぜ合わせ、ミンチ機にてミンチする作業までを参加部員が協力して行い、樽詰め、発酵作業は各自持ち帰り行います。現時点で4支部が米味噌165㎏、麦味噌180㎏、合わせ味噌135㎏の仕込みを終えています。残り3支部は9月以降に予定しています。
自ら作った味噌は、自宅での消費の他、家族や親せきに送られます。味噌造りを行った女性部員は「毎年この時期になると味噌を楽しみに待ってくれているので、頑張って作ります」と張り切った様子で笑顔を見せていました。味噌は発酵期間を経て11月に食べごろを迎えます。甘みとコクがあり女性部員一人ひとりの愛情の込もった手作り味噌は女性部員の家庭には欠かせない味となっています。