柚木トマト部会現地検討会

 JAながさき西海柚木トマト部会は8月25日、同JA柚木出張所管内のハウスを巡回し現地検討会を開催しました。部会員・市役所担当者・県北振興局・JA担当者ら16人が参加。現地検討会では各部会員のハウストマトの生育状況、病害虫の発生の有無等を確認しました。
同部会は、生産者6戸作付面積111アールで品種は「桃太郎グランデ」「桃太郎75」をメイン品種として栽培しています。柚木地区は標高250m以上に位置し、収穫開始頃より朝夕の寒暖差が大きく、トマトの養分転流に適した気候で、味の濃い美味しいトマトの栽培が可能です。今年産は7月10日以降からの定植となり、平年と同様に晴れの日が多いが、雲雨天が続いた後の急激な晴天によるしおれ対策や、潅水や追肥などの肥培管理が必要になります。また、例年悩まされる尻腐れ果などの障害対策も徹底して行うように振興局より指導がありました。今後は9月に第2回の現地検討会と出荷協議会を開催、9月上旬に出荷開始を予定しています。
小川博則部会長は「これからも管理を徹底し、柚木トマトのブランド向上と安定出荷に取り組み、良い物を消費者へ届けたい」と意気込みました。

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