令和2年度産イチゴ「ゆめのか」始動

 JAながさき西海佐世保いちご部会は、令和2年産いちごの定植に向け苗の株冷入庫を行いました。株冷(暗黒低温処理)は、通常8月中旬以降に15℃程度の冷蔵施設内で、苗を処理し花芽分化を促進する方法です。
 一番の需要期である年内の収量向上を目指し、大果系で収量性のある「ゆめのか」の苗約10万本を株冷処理します。
「ゆめのか」は本県の気象条件下では頂花房花芽分化はやや遅く、株冷処理を行うことで収穫開始が早まり、クリスマス需要期に合わせた出荷が期待できます。8月24日から株冷処理するための苗搬入が始まり、JA倉庫(冷蔵施設)内に約15日間入庫し、花芽検鏡後に定植作業が本格化し定植のピークは9月10日頃を見込んでいます。
 当部会は令和2年産も「ゆめのか」を面積5,5ヘクタールで栽培を予定し
年々株冷の比率は増えており、年内単収の記録更新に期待がかかります。

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