生協ララコープ組合員が米生産者と稲刈り体験交流

 松浦市今福町木場地区の農事組合法人「清流の里木場」と生活協同組合ララコープ県北エリア委員会は10月4日、同地区内の圃場で「なつほのか」の稲刈体験交流を行い、米生産者やララコープ組合員、JA全農、全農パールライス、JA担当者ら約40人が参加しました。
 この交流会は、地元生産者との交流・体験を通した食育や地産地消活動の一環として同委員会が企画。6年前から毎年同地区で田植えと稲刈りの体験交流を行っています。現在、同地区で栽培された米は「産直米なつほのか」としてララコープで販売されており、産地を知ってもらう良い機会にもなっています。
 今年は新型コロナウイルスの影響で田植え体験ができなかったが、今回はコロナ対策を講じ参加人数や時間等を制限して実施。参加応募者の中から抽選で選ばれた組合員4組15人と同委員の家族らが生産者にノコ鎌の使い方や刈り取り方法を教わりながら豊かに稔った稲穂を丁寧に刈り取りました。稲刈り後は米に関するクイズなどで知識を深めました。
 同法人の太田黒正司会長は「このような交流や体験を通して安全・安心な今福地区の米をもっと消費者に知ってもらい、米の消費拡大にもつなげたい」と話しました。