春に向けて野菜栽培講習会開催

 JAながさき西海させぼ北部営農経済センターは管内野菜集荷所で量販店向けの野菜の生産者を対象に春野菜栽培講習会を開催し、生産者や関係機関など 
30名が参加しました。
 同営農経済センター管内では2017年から佐世保市地方創生プロジェクトである「農サポ(農業の未来サポーター)」の取り組みとして生産者、佐世保青果市場と地元スーパーと連携し、現在100名ほどの生産者が店舗の直売コーナーへ出荷しています。季節ごとに多種多用品目の野菜が必要とされることで毎年この時期に栽培講習会を開催しています。
 種苗会社2社と資材会社1社より講師を招き、直売所で人気のあるカブ、ミニ大根、スイートコーン、カボチャ、サツマイモなどの栽培ポイントを詳しく説明されました。また環境にやさしい生産資材(生分解マルチ)の説明もあり生産者は興味深々で説明を聞いていました。
 JA担当者は「今年は、コロナの影響や秋以降の好天で豊作のため、取引価格は過去5年間の最安水準で推移しているが、2021年は売れ筋野菜の栽培ポイントをいかして多くの野菜を出荷して明るい年にしましょう」と呼びかけました。