春芽アスパラガス出荷開始

 JAながさき西海松浦地区で令和3年産アスパラガスの収穫が始まりました。近年は暖冬傾向で収穫開始時期が早まってきていますが、今年も例年並みに2月初旬より開始となりました。春芽アスパラガスの出荷ピークは3月中下旬となる見込みです。春芽収穫は5月まで続き、約53トンの出荷を計画しています。
 今年産は生産者32人で8.26ヘクタールを作付し生育は良好です。冬場の適度な寒さで黄化は順調に進み、良質なアスパラガスに仕上がりました。春芽のアスパラガスは糖分を多く含み、甘くてみずみずしくて食味も良く、今年産は太物も比較的多く収穫されています。
 同地区アスパラガス部会では、共同選果を行い機械による選別で秀品率を高めており、市場でも品質評価が高いです。今後も温度、潅水、追肥、病害虫防除を徹底し、アスパラガス産地として西海ブランドの更なる確立に努めていきます。
 JA担当者は「適切な管理の徹底で単収増大を目指し、農家所得の向上につなげたい」と話しました。

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