佐世保市立猪調小学校の5年生18名が食農教育活動の一環として”米づくり”をスタートしました。この食農教育活動は、江迎町の柴山衛さん、もゆみさんご夫妻が先生となり長年続けられている活動です。
5月下旬に柴山さんがうるち米ともち米の違いや、もみから玄米、白米へと加工されていく過程や、塩水選が必要な理由などを説明した後、6つのグループにわかれて育苗箱へ丁寧に「ヒノヒカリ」の種をまきました。休み時間に水かけ、観察を行い20㎝ほどに成長した苗を6月10日に定植しました。
柴山さんより苗の持ち方や植え方などの説明を聞いた後、歓声を上げてはだしで田んぼに入り、一列に並んで最初は少し戸惑いながらも段々と手際よく植え付けられるようになっていきました。
柴山さんは「上手に植え付けができました。田植えをして終わりでなく10月の稲刈りまで、虫の被害や病気にならないように手をかけて育てます。近くを通った時には観察をしてください」と話されました。