管内初の園芸品目販売力強化対策会議開催

JAながさき西海は8月2日、いちご部会、アスパラガス部会、ブロッコリー連絡協議会、させぼ広域かんきつ部会、西海の花連絡協議会の各部会長、JA役職員、主力取引市場10社と全農ながさき県本部がWEB会議で出席する中、園芸品目販売力強化対策会議を同本店で開催しました。

これは原材料価格が高騰している現状を踏まえ、農業経営の安定を図るため、販売力の基盤強化を目指すことを目的に開かれたもので、園芸品目の各生産部会(野菜、果実、花き)が結束し、安全安心で高品質な農産物を安定的に供給することで消費地と産地の信頼関係を構築し、実需者から必要とされる産地づくりを通して、厳しい販売環境下でも安定した価格が確保できる産地基盤を目指している。

管内の野菜、果実、花き産地が集結し、取引市場が参加する中で対策会議を開いたのは今回が初めてです。

田中代表理事組合長は「オールながさき西海として販売を展開し、取引市場や販売店舗等におけるJAながさき西海の占有率を高め、計画する販売高を確保していきたいです」と挨拶をされました。

会議では、第5次地域農業戦略と品目別振興方策とともに販売方針について「安定した品質の生産物を計画的に供給できる産地」「需要のニーズへ対応できる産地」「厳しい販売環境下でも安定価格を確保できる産地」を目指す姿として掲げ取引市場へ報告しました。

各市場からは、「コロナ禍でもできる消費宣伝活動や的確かつ迅速な入荷情報にて産地が要望する販売につなげたいです」と産地へ要望を伝え、産地からは「消費者への販売活動の継続や流通業界と連携を深め強い販売体制を構築したいです」と意見が交わされました。また原材料価格高騰の影響による生産コストの上昇分を報告し、厳しい局面を産地、市場、実需者とともに乗り越えていくためにも更なる販売価格の確保を要望しました。

●WEB会議で各取引市場と意見交換を行う管内各部会長とJA役職員●

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