「つり玉」玉ねぎ出荷開始
JAながさき西海平戸地区管内で青果用普通タマネギの出荷が始まりました。今年は定植後に適度な降雨と天候に恵まれ、大玉傾向の品質良好となり、順調な出荷を見込んでいます。出荷数量450トン計画しています。
平戸地区たまねぎ部会では収穫したタマネギを10玉程束ねたあとに、竹に掛ける「吊り干し」とういう手法で、自然の風でじっくりと乾燥させ光沢の良い甘味のあるタマネギに仕上げています。生産者の作業場では乾燥させたタマネギの選果と出荷作業が続いており、ひとつひとつ手作業で丁寧に皮をむき、手選別で階級ごとに箱詰め作業が行われています。
平戸地区たまねぎ部会の小川重雄部会長は「平戸の吊り干しの特徴をいかし、身がしまった甘味のあるタマネギを、部会員一同心を込めてひとつひとつ皮をむき手選別で仕分けをしています。高品質なタマネギをより多くの消費者に届けていきたい」と意気込みを話しました。