初秋キャベツ出荷目揃い行う

 JAながさき西海北中キャベツ部会(吉田実雄部会長)は10月20日、北部野菜集荷施設にて初秋キャベツ出荷目揃い会を開き、生産者、JA担当者ら6人が参加しました。
目揃い会では、JAより販売計画や販売方針の説明、情勢報告を行ったあと、生産者とともに出荷規格、詰め方などの確認を行い意識の統一を図りました。
 品種は「藍天」を栽培しており、藍天は葉の肉質がしっかりしていて、歯切れよく食感はなめらかで口当たりが良いことや甘味があることが特徴です。暑さにも強いため大きく成長し、玉ぞろいが良く安心して栽培できます。また、家庭用だけでなく加工される業務用としても扱われています。
市場からは新型コロナウイルスの影響により、自宅で食事を取る機会が増えているため、手軽に食することができる「カットキャベツ」などに使用する加工用キャベツの需要が高くなっているという報告がありました。
吉田実雄部会長は「部会員数が少ないからこそしっかりとした連携を取り、販売方法の確認及び、検討をして良い物を出荷できるように取り組みたい」と挨拶をしました。
 当部会の今年度出荷計画は5戸栽培面積45アールで10トン(1ケース10キロ)を見込み、10月から11月中旬までに中国地方の市場へ出荷を計画しています。

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