◎イチゴパッケージセンターで特定技能外国人の雇用を開始

JAながさき西海平戸地区いちご部会は2月上旬から2024年産「ゆめのか」のパッケージセンター運用を開始。1日の選果目標は1,200パック。前年の800パックを大きく超えており、持ち込み可能量を増やすことで、生産者の負担軽減と面積拡大等へつなげる考えです。

パッケージセンターは農家の労力不足を解消し栽培面積の拡大や維持につなげてもらおうと導入し、今年で10年目を迎えます。徐々に利用者が増えており、現在は10戸の農家が利用しています。

今年産より初めて特定技能外国人4名を作業員として雇用。カンボジア出身のソティさん(27)は、「先輩たちが優しく教えてくれるため、安心して働ける。早く正確な仕事ができるよう、これから頑張りたい。」と話しました。

パッケージセンターの稼働は5月下旬までを予定しており、約10万パックを関西市場に出荷する予定。

JAの担当者は「全体の作業時間の短縮と効率化を目指し、一時間あたりの処理パック数を増やすことが目標。」と話しました。