春ブロッコリー出荷始まる

JAながさき西海ブロッコリー連絡協議会は4月25日、JA本店で協議会を開催。管内4地区の部会の役員と県北振興局・JA職員ら15名が出席し、これから出荷が本格化する春ブロッコリーの生産販売計画の確認と出荷目揃いを行いました。

春ブロッコリーは管内4地区で部会員20名が3.27ヘクタールを作付け。重点振興品目として部会、関係機関、JAが一体となって産地化を目指し面積の拡大に取り組んでいます。また、「西海ブランド」のリレー販売品目のひとつとしており、主要市場にリレー方式で続けて販売を行うことで有利販売を目指します。

令和6年産春作は寒暖差の激しさや降雨、日照不足により生育に遅れが出ています。出荷は5月上旬より開始しており、出荷ピークは例年より10日程遅い5月中旬となる見込みです。これから気温が高くなる為、早朝からの収穫や夜冷後の氷詰め等を徹底し品質保持に努め、関東や関西の市場に向けて全体で22トンの出荷を計画しています。

 目揃い会では、サンプル品を用いて選別基準を確認したほか、有利販売に向けて出荷調整や氷詰め要領を徹底することを確認。

同JA営農振興課の里崎広和係長は、「適切な栽培管理と収穫の徹底及び市場との連携を図り、消費者ニーズに沿った出荷を行うことで農家所得の向上を目指したい」と話しました。