水田利活用/麦の成育順調

 北松地区小麦生産組合は、1月14日に水田利活用として作付している小麦の現地検討会を開催しました。
 当組合は農業の共同化を通して効率的かつ安定的な農業経営の実現と地域の農用地の利用集積を図っていくことを目的に昨年3月に3名で設立しました。    
 令和3年産から3名で90アール、品種は国産小麦として需要が高くちゃんぽん麺や手延そうめんに適している「長崎W2号」を初作付しました。11月に播種し天候にも恵まれ出芽は良好で、その後も気温が平年より高く推移したため、生育は葉齢3~4枚、草丈12~15㎝に進んでいます。
 安定した品質収量を確保するためには排水対策と施肥、雑草防除などしっかりと対策する必要があるため、追肥や麦踏、土入れ、雑草防除の時期の確認を
しました。
 生産者は初めての作付なので栽培基準に忠実に管理を行い疑問点があればお互いに連絡を取り合い情報の共有をしようと意思統一を行いました。
 JAとしても冬場に栽培されるため、作付体系に組み込むことで耕地の利用率を高め、農家の収益性向上に役立てるため作付面積拡大を目指し推進して行きたいと意気込んでいます。

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